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転職活動コラム

障がい者転職における自己PRの方法

2020.04.22
自分のコト、転職ノウハウ

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自己分析で自分のアピールポイントを探る

履歴書の志望動機や特技、自己アピールを記入する欄に、何を書いたらいいかわからない” “面接で「自己PRをしてください」と言われたら回答に困ると悩んでいる人はいないでしょうか。そのような悩みの解消をはじめ、就職・転職活動で必要なのが、「自己分析」です。

自己分析をすることで、職務経歴書の記入や自己PRに役立つだけでなく、自分で意識していなかった強みや弱み、物事の価値観を知ることができ、応募先を絞りこんでいく際にも有効です。

また、履歴書や面接を通して企業が知りたいと思っているのは、応募者の「人柄」、「仕事への意欲・熱意」、「今後の可能性」の大きく3つ。加えて、応募者が、「自身の障がいについて正確に把握しているかどうか」です。つまり、自己分析することでこの4点を明確にすることが大切なのです。

1)過去の経験を棚卸しし、自分史を作る

まずは、生まれてから現在に至るまでの印象深い出来事や価値観を変えるような経験、失敗したことや後悔していることなどを書き出し、年表形式でまとめて「自分史」を作成していきましょう。「この経験は就活に役立ちそうにない・・・」と排除せずに、洗いざらい書き出していくことが大切です。

自分史を作成すると、自分がどのようなことに積極的にかかわり、どのような行動・選択をした結果、現在に至っているのかが見えてきます。時系列で振り返ることで、年齢に応じて変わってきたことや、年齢が変わっても大きく変わらないことなども把握でき、障がいとどう向き合ってきたかも客観的に見ることができるでしょう。

2)過去の経験を掘り下げる

「自分史」ができたら、とくに受験、資格の取得、習い事、これまでの仕事など、「頑張った経験」や「真剣に取り組んだ経験」について掘り下げると良いでしょう。その際、ポイントになるのが、次の6項目です。

  • エピソードの内容
  • 取り組むきっかけや経緯(始めた動機)
  • なぜ頑張ることができたのか(モチベーションの理由)
  • どのような課題や壁があり、解決のためにどのような努力、対処をしたか(課題・問題への対処)
  • 頑張った結果、どうなったか(結果)
  • その結果からどのようなことを学び、どのような影響を受けたか(成長・学び)

同じように、「失敗した経験」、「後悔していること」などについても掘り下げてみましょう。

3)見えてきたものから自己PRのポイントを見つける

こうして行動を掘り下げていくことで、自分の性格や物事に対する価値観が明らかになってくるはずです。そこから自己PRのポイントや、強み・弱みなどを分析していきます。

具体的には、「どのような物事に対して積極的になれるか(やりたいこと・志望動機につながる)」、「どんな時に頑張れるか(強みにつながる)」、「どのように問題に対処し、課題を解決するか(長所につながる)」、などを探っていきましょう。

この時に注意したいのが、できるだけ思い込みをなくすことです。「自分はこういう人間だ」という思い込みが強いと、客観的な分析ができません。「自分はこうだ」というバイアスがかかった状態では強み・弱みを正しく理解できず、自己PRのポイントもずれてしまいます。

障がいについても、障がいがあるからできないこと、困難なことがあるのは事実として、その困難にどのように立ち向かってきたか、障がいがあるからこそ気づいたことなど、客観的に分析しましょう。それが、自身の障がいの把握につながります。

履歴書に記載する自己PRは結論から述べる

自己PRを書くとき、PRしたいことだけを書くのではなく、PRの根拠となる経験をしっかり書くようにします。書く順番も大切で、説得力があるのは次のような順番でしょう。

  • 私は~な性格で、~の長所があります(結論)
  • それが発揮されたのが~時代の、~の時です(自らの経験)
  • ~の時は、~のような状況が問題になっていました(取り組んだ課題・問題)
  • そこで、私は~することによって(問題への対処)
  • ~の成果を出すことができました(工夫・行動したことで得られた結果)
  • 今後は、~を生かして、~していきたい(会社への貢献)

人事担当者は、応募者のアピールする能力が「会社で役に立つかどうか」ということも見ています。会社で役に立つ能力を持っていると思わせるためにも、最後に自分の長所をどのように業務に活かしていきたいかについても、触れておくと良いでしょう。

「履歴書の書き方」を詳しく知りたい方は こちら

面接では自信を持って、明るい表情で話す

面接における自己PRは、履歴書に書く内容と大きく変える必要はありません。ただ、当たり前ですが、面接は面接官と対面で行われるので、話す時の態度が重要です。同じ内容の話でも、明るく自信に満ちた表情で話せば良い印象を与え、終始うつむいたまま暗い表情で話せばマイナスの印象になります。

緊張するとうまく話せないという人や、スムーズに話せないという人は、慌てずにゆっくり話すことを心がけましょう。上手に話すのではなく、思っていることをきちんと伝えることが大切です。

「面接でよくされる質問」を知りたい方はこちら

事前の添削や面接練習などで自信をつける

「自分史」を作ってはみたものの、うまく自己PRが書けているかどうか自信がない” “履歴書の自己PRは書けたけれど、面接でちゃんと話せる自信がないといった人は、転職サービスなどを活用し、自己PRの添削や、事前の面接練習をしてみてはいかがでしょう。

とくに、障がい者のための転職エージェント「エージェント・サーナ」なら、障がいについての理解度が高く、それぞれの障がいや応募先企業に合った応募書類の添削や、面接の練習などをすることができます。

専門的な知識とノウハウを持ったキャリア・アドバイザーのサポートで、より万全の態勢を整えると良いでしょう。

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